一般的な理美容室(サロン)とは違い白髪染めヘアカラー専門店はヘアカットをしません。白髪染めやヘアカラーを専門に施術する店舗といえます。なので、店舗によってはヘアカラーを専門としたカラリストと呼ばれる人たちがいたりします。こういったカラリストは、色彩学に始まりカラー薬剤の調合までトレーニングされており、白髪染めヘアカラーに関するアドバイスと施術を専門としています。

この動画は、ヘアカラー専門店の施術を流れを撮影したものです。とてもシンプルな作業にみえますが、実は時間との闘いです。ご存じの方も多いと思いますが、カラー剤を塗布してから色が髪にただしく定着するまでの時間は、カラー剤の種類や薬剤の調合具合、温度、湿度、髪質、髪の状態(直前にシャンプーした?など)、これらで微妙に違ってきます。時間が長くなると色が濃く定着します。濃い色で髪を染めたいのであれば、それで良いのですが、デリケートな色具合で、しかも微妙なグラデーションを求める場合などは、上記の要素に細心の注意が必要となります。薄く染まった場合、追加で染めることも可能ですが、濃くなってしまった場合は、色を抜く方法はあるのですが、これは技術的にもハードですが、かなり重作業といえます。

最近のトレンド

こういった白髪染めヘアカラー専門店の強みは価格と時間といわれています。価格がお安くなった分、頭髪や頭皮改善のトリートメントを追加で注文するユーザーは多いです。最近では、こういった改善トリートメントは、以前のようなわかりにくい商品名ではなく、ゆるふわトリートメント、はりこしトリートメント、といったユーザーがほしい内容を前面にうちだした名称にしています。

カラー薬剤もオーガニック由来成分のオーガニックカラーを前面に打ち出した店舗や大手などは自社開発した色持ちがよく髪や頭皮のダメージが小さいを打ち出した店舗もあります。実際に施術を受けている感触としては、カラー塗布して最適な時間で、丁寧にシャンプーしていただくことが、頭髪頭皮にはよいのではと感じています(個人的な感想です)。